栄養指導の方法について問題81-90
81.栄養指導の方法について、誤っているものはどれか一つ選びなさい。
(1)クライアントが沈黙した場合は、先を促すよう声かけをする。
(2)ラポールの形成は、クライアントとの信頼関係を構築する。
(3)適度な相槌をうつ。
(4)クライアントが解答しやすいよう、クローズドクエスチョンにする。
82.栄養指導の方法について、( )に入る最も適切なものをA〜Eより選びなさい。
(1)クライアントの話を注意深く聞くことを( )という。
(2)( )とは相手を全面的に受け入れることである。
(3)( )とはカウンセラーとクライアントの信頼関係をいう。
(4)カウンセリングは言葉を媒介とする( )である。
(5)( )とは相手の立場に立ち、同じ価値観で感じようとすることである。
A.ラポール B.共感 C.傾聴 D.受容 E.援助
83.栄養指導の方法について、誤っているものはどれか一つ選びなさい。
(1)栄養指導を行う場合には、対象者の食生活状況のほか、運動や睡眠など、日常生活の状況把握が必要である。
(2)栄養指導の方法には、個別指導、グループ指導、集団指導などの方法がある。
(3)栄養士は、食生活に関する情報発信者として、正しい情報、必要な情報を提供する役割がある。
(4)まずは短期目標を決め、その後継続できる長期目標を設定する。
84.健康行動に対する準備性の評価について、適切なものをA〜Eより選びなさい。
(1)行動を変える必要性を認識し、変えつつある時期(行動を変えて6ヶ月以内)
(2)望ましい行動が生活習慣として継続し、定着している時期(行動を変えて6ヶ月以上)
(3)健康行動にまったく関心を持たない時期(6ヶ月以内に行動を変える気がない)
(4)健康のために自分なりに何かを始めたり、始めようとする時期(1ヶ月以内に行動を変える気がある)
(5)行動を変える必要性はわかっており、変える気はあるが迷っている時期(6ヶ月以内に行動を変える気がある)
A.前熟考期 B. 熟考期 C.準備期 D.行動期 E.維持期
85.健康行動に対する準備性の評価について、適切な段階をA〜Eより選びなさい。
(1)迷いに理解を示す。
(2)良い結果をほめ、行動の変化を支援する。
(3)現在の行動変化を支援し、随時強化支援を行う。
(4)傾聴する。
(5)知識がない人には知識を指導する。
A.前熟考期 B. 熟考期 C.準備期 D.行動期 E.維持期
86.行動変容の技法について、誤っている組み合わせを選びなさい。
(1)セルフモニタリング−毎日体重を記録する
(2)オペラント強化法−お菓子を食べたくなったら散歩にでかける
(3)刺激統制法−目につくところにお菓子を置かない
(4)反応妨害法−お菓子を食べたくなったら歯を磨く
87.肥満児の母親に対する栄養指導において、共感的理解を示す発言はどれか。正しいものを一つ選びなさい。
(1)「なぜ前回の目標を達成できなかったのですか」
(2)「もっとお母さんが協力してあげてください」
(3)「食事内容をお話いただけますか」
(4)「お母さんもいろいろと大変なのですね」
(5)「お子さんの食習慣は、お母さんの責任ですよ」
88.栄養指導において、クライアントが目標を達成できなかった場合の共感的理解を示す発言はどれか。正しいものを一つ選びなさい。
(1)「できなかったところはどこか理解していますか」
(2)「もう少し根気よく続けてみましょう」
(3)「やり方に問題があったのですね」
(4)「どうしたらよいか考えてみましょうか」
(5)「なかなかできないですよね」
89.高齢者の栄養指導において、誤っているものはどれか一つ選びなさい。
(1)低栄養を予防する栄養指導が必要である。
(2)骨密度低下予防のため、運動指導が必要である。
(3)腎機能が低下するので、水分摂取を控えるよう指導する。
(4)嚥下機能の低下を予防するために、栄養指導は必要ない。
(5)味覚の閾値が上昇するので、薄めの味付けを指導する。
90.成人男性のメタボリックシンドロームの診断につかわれる基準である。誤っているものは2つ選びなさい。
(1)ウエスト周囲径≧85cm
(2)収縮期血圧≧140mmHg
(3)空腹時血糖値≧126mg/dL
(4)高トリグリセリド血症≧ 150mg/dL
(5)低HDLコレステロール血症< 40mg/dL
管理栄養士問題 栄養指導の方法について記事一覧
81.栄養指導の方法について、誤っているものはどれか一つ選びなさい。(1)クライアントが沈黙した場合は、先を促すよう声かけをする。(2)ラポールの形成は、クライアントとの信頼関係を構築する。(3)適度な相槌をうつ。(4)クライアントが回答しやすいよう、クローズドクエスチョンにする。回答:(1)先を促さない。クライアントのペースに合わせる。
82.栄養指導の方法について、( )に入る最も適切なものをA〜Eより選びなさい。(1)クライアントの話を注意深く聞くことを( )という。(2)( )とは相手を全面的に受け入れることである。(3)( )とはカウンセラーとクライアントの信頼関係をいう。(4)カウンセリングは言葉を媒介とする( )である。(5)( )とは相手の立場に立ち、同じ価値観で感じようとすることである。A.ラポール B.共感 C....
83.栄養指導の方法について、誤っているものはどれか一つ選びなさい。(1)栄養指導を行う場合には、対象者の食生活状況のほか、運動や睡眠など、日常生活の状況把握が必要である。(2)栄養指導の方法には、個別指導、グループ指導、集団指導などの方法がある。(3)栄養士は、食生活に関する情報発信者として、正しい情報、必要な情報を提供する役割がある。(4)まずは短期目標を決め、その後継続できる長期目標を設定す...
84.健康行動に対する準備性の評価について、適切なものをA〜Eより選びなさい。(1)行動を変える必要性を認識し、変えつつある時期(行動を変えて6ヶ月以内)(2)望ましい行動が生活習慣として継続し、定着している時期(行動を変えて6ヶ月以上)(3)健康行動にまったく関心を持たない時期(6ヶ月以内に行動を変える気がない)(4)健康のために自分なりに何かを始めたり、始めようとする時期(1ヶ月以内に行動を変...
85.健康行動に対する準備性の評価について、適切な段階をA〜Eより選びなさい。(1)迷いに理解を示す。(2)良い結果をほめ、行動の変化を支援する。(3)現在の行動変化を支援し、随時強化支援を行う。(4)傾聴する。(5)知識がない人には知識を指導する。A.前熟考期 B. 熟考期 C.準備期 D.行動期 E.維持期回答:(1)B(2)D(3)E(4)A(5)C
86.行動変容の技法について、誤っている組み合わせを選びなさい。(1)セルフモニタリング−毎日体重を記録する(2)オペラント強化法−お菓子を食べたくなったら散歩にでかける(3)刺激統制法−目につくところにお菓子を置かない(4)反応妨害法−お菓子を食べたくなったら歯を磨く回答:(2)うまくいったらご褒美がもらえる、などの報酬を用いて行動を促すこと。例)減量したら新しい服を買う
87.肥満児の母親に対する栄養指導において、共感的理解を示す発言はどれか。正しいものを一つ選びなさい。(1)「なぜ前回の目標を達成できなかったのですか」(2)「もっとお母さんが協力してあげてください」(3)「食事内容をお話いただけますか」(4)「お母さんもいろいろと大変なのですね」(5)「お子さんの食習慣は、お母さんの責任ですよ」回答:(4)解説:共感的理解とは、相手と同じ立場に立ち、同じ価値観で...
88.栄養指導において、クライアントが目標を達成できなかった場合の共感的理解を示す発言はどれか。正しいものを一つ選びなさい。(1)「できなかったところはどこか理解していますか」(2)「もう少し根気よく続けてみましょう」(3)「やり方に問題があったのですね」(4)「どうしたらよいか考えてみましょうか」(5)「なかなかできないですよね」回答:(5)
89.高齢者の栄養指導において、誤っているものはどれか一つ選びなさい。(1)低栄養を予防する栄養指導が必要である。(2)骨密度低下予防のため、運動指導が必要である。(3)腎機能が低下するので、水分摂取を控えるよう指導する。(4)嚥下機能の低下を予防するために、栄養指導は必要ない。(5)味覚の閾値が上昇するので、薄めの味付けを指導する。回答:(3)脱水にならないよう、水分摂取について指導する。
90.成人男性のメタボリックシンドロームの診断につかわれる基準である。誤っているものは2つ選びなさい。(1)ウエスト周囲径≧85cm(2)収縮期血圧≧140mmHg(3)空腹時血糖値≧126mg/dL(4)高トリグリセリド血症≧ 150mg/dL(5)低HDLコレステロール血症< 40mg/dL回答:(2)と(3)解説:(2)収縮期血圧≧130mmHg(3)空腹時血糖値≧110mg/dl